ポツポツ毛穴の洗顔法

毛穴が大きく開いているわけではないけれど、ポツポツした膨らみが気になる人もいるでしょう。
これは汚れが詰まっているから。
汚れの正体の中でも、メインとなっているのは、毛穴の中にある皮脂腺でどんどん作られる皮脂。
通常、皮脂は液体で、毛穴をとおってスムーズに排出されるもの。
しかし、他の汚れと混ざり合うと、硬くなって毛穴につまりやすくなる傾向があります。

そのほかの汚れといえば、不要な古い角質。
肌は角質層の下にある基底層という部分で、常に新しい細胞を作っています。
その細胞は上へ上へと少しずつ押し上げられ、約28日後に肌表面に到着。そして、不要な角質細胞、つまりアカとなってはがれ落ちます。
この代謝をターンオーバーと呼びます。

ところが、ターンオーバーがうまくいかず、古い角質がたまってしまうと、毛穴の出口をふさいだり、毛穴の中に脱落したりします。
すると、毛穴の中では皮脂と角質が混ざり「角栓」ができてしまいます。
角栓は硬いので出口をふさぎます。
すると、毛穴の中に汚れがどんどんつまっていくことに！
これこそ、毛穴を膨らませポツポツ見せている原因です。

また、毛穴とは別の「汗腺」からの汗も汚れのひとつ。
汗が毛穴に入っていくと、空気中のほこりやたばこのヤニ、ファンデーションなどが毛穴に入り込んでいくことも。
これらの汚れが角栓の中に混ざりあっている可能性もありますね。