ケミカルピーリング
角栓がつまった毛穴や黒ずんだ毛穴の場合、クリニックでは「ケミカルピーリング」を行うことも多いです。
不要な角質を除去するといっても、力任せにはがすわけではありません。
化粧品の成分表示の「フルーツ酸」「グリコール酸」といったAHAという酸を使います。
このAHAや「サリチル酸}などのBHAの酸を使い、化学的な作用によって古い角質を取り去っていくのがケミカルピーリングです。
酸と聞くとちょっとビビりますが、大丈夫!硬く結びついている角質同士のつながりをゆるめるイメージです。
PH値もキチンと調整していますし、肌の状態によって濃度も微妙に変えてくれるので安心です。
ピーリング中はピリピリと刺激を感じることもありますが、水で中和すればすぐにおさまります。
このあとにビタミンCのイオン導入をおこなうと薬剤が非常に浸透しやすいです。
日本で行われているケミカルピーリングは、強いタイプではありません。
でも、酸を取り扱うので、肌状態をきちんと見極められ、正しい知識と豊富な経験をもったクリニックでやってもらうのが安心でしょう。